■小川づくり partU 2004年9月22日〜11月5日 |
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小川づくりの続きです。作業中も意外に難題も多く見つかっていますが,アイディアとパワーあふれる6年生によって,そのハンディもあっさりと克服してしまうのだから大したものです。科学クラブの活動とあわせ,待望の”川”が徐々に姿を現しました。 |
![]() 9月22日の作業は防水施工です。防水シートの上に田土をはり付けるので,その分をさらに深く広く掘り進めていきます。 |
![]() 本体の防水シートが障害になった河口付近は,結局防水シートを一部切り取ることになりました。それでも固い地盤に悩まされ,相変わらずの”難所”。 |
![]() ブルーシートを持ち出して何が始まるのでしょう? 実はこれを防水シートにするのです。限られた予算の中では,アイディアが勝負です。 |
![]() 細く折りたたんだシートを川の予定地に敷き詰めます。シートを敷いてしまえば,それより深く掘ることはできなくなります。慎重に確認が行われたあとの作業です。 |
![]() ブルーシートを敷き詰めた状態。シートは四重になっているので,これでも防水効果が十分に期待できることでしょう。 |
![]() 間もなく本日の作業は終了。シートが風に飛ばされないよう,縁の方だけ土が盛られました。 |
![]() 9月24日。地元の建設業の方が田土をたくさん運んできてくださいました。地域の方からさまざまな援助をいただけることは大変ありがたいことです。 |
![]() その田土をシートの上に盛りつけ,固めていきます。河床で植物が根を張るためには,土にある程度の厚みがなくてはいけません。 |
![]() 今回の設計では,田土の厚みは10cm以上。それでもかなり大量の田土を入れていかなければなりません。 |
![]() いよいよ川らしくするために,護岸をつけて仕上げ作業に入ります。材料は井戸掘りで出てきた大きめの玉石。コンクリートなど人工物は使いません。 |
![]() 写真右側は担任がつくった”モデル”です。それを見ながら石を並べていきます。すでに小さな橋も架けられ,川のイメージになってきました。 |
![]() 下流から上流へ少しずつ護岸がのびていきます。川底には浸食を防ぐために砂利を敷きました。この砂利も保護者の方が届けてくださったものです。ありがとうございました。 |
![]() あらかたできたところで,試しに水道水を流してみました。さあ,イメージ通りになったかな? |
![]() 感動の瞬間,これはまさに天然の川です。苦労した甲斐あって,自画自賛の出来映えです。 |
![]() 川を仕上げるためには,まだ多くの玉石が必要です。11月4日,鳴鹿大堰管理事務所のご協力により玉石を確保することができました。ありがとうございました。 |
![]() トラックで運んできた玉石を,科学クラブ員の手により早速川岸に並べていきます。6年生だけでなく他の学年もこのようにして川づくりに関わっていくのです。 |
![]() 翌5日,再び6年生の手によって最後の仕上げ作業に入りました。足場の悪い作業なので,これまでも転倒して泥だらけになるなどのハプニングも続出してきました。 |
![]() 長い間の懸案だった小川づくりもようやく完成です。次の課題として,川底や川に沿って植物が生えるようにしなければなりません。 |
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