2月1日(木)
 昨日,一部の稚魚(ちぎょ)を大きな水そうに移しましたが,今朝になって数匹の稚魚が息絶えそうになっているのが発見されました。そこで全ての稚魚を元の水そうに戻しましたが,残念ながら結局6匹死んでしまいました。pHやDOには特に問題がありませんでした。死んだ原因について考えてみました。子どもたちは「大きな水そうに変えたことによる急激な環境の変化」や「えさによって水が汚染されてしまった」などと考えました。そのほか考えられる原因として,「水そうや濾過(ろか)装置に付着した不純物」「水深が増したことによる水圧の変化」などがあるかもしれません。いずれにせよ今のところ原因は分かっておりません。原因が究明されるまで,大水槽への移動は見合わせたいと思います。
 死んだ稚魚の命をむだにしないためにも,体長や体型を観察し,写真に収めました。体長は約4cm前後で,元気に泳いでいる魚は,これよりも大きいものがあります。死んだ稚魚にはさいのうが若干残っているものが多く,大きさも平均以下のようで,抵抗力が小さかったのでしょう。なお死んだ6匹の稚魚を,子どもたちが手厚く埋葬してくれました。