鳴鹿っ子ダイアリー  2007年1月
学校生活の中でのできごとや,学校の風景点描など,小さな話題まで日記形式で紹介します。
1月1日(月)
 新年あけましておめでとうございます。2007年,平成19年がスタートしました。今年の干支(えと)は亥(い・いのしし)年,「丁亥(ひのとい)」に当たります。元日の今日は朝から冷え込みましたが,素晴らしい快晴に恵まれ,初日の出を拝んだ方も多いことでしょう。
 また澄みきった空のもと,眼下に鳴鹿小学校を見下ろす六呂瀬山からの景色は,遠くは三国や丹南地域まですっきり見渡すことができ,格別の美しさです。六呂瀬山の眼下は,古代には「坂井郡高向(たかむく)郷」と呼ばれた地域です。2007年は,継体(けいたい)天皇が即位して1500年の年です。継体天皇(男大迹王=おおとのおう)は近江国高島で生まれ,幼くして父を亡くした後,母・振媛(ふりひめ)の故郷であるこの地で育ちました。武烈(ぶれつ)天皇が跡継ぎなきまま亡くなったので,男大迹王が大連(おおむらじ)の大伴金村(おおとものかなむら)によって都に迎え入れられ,河内国樟葉宮(くずはのみや=今の大阪府枚方市あたり)で即位したのが507年です。
 それから1500年。このように素晴らしい歴史を有する「越まほろば」の里,鳴鹿地区にとっても,今年が一つの節目の年になることでしょう。今年一年が皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。
1月4日(木)
 冬休みも早くも終盤ですが,今日もおだやかな天候に恵まれています。今日からサケ当番が再開され,6年生3人と4年生1人が飼育や観察の活動に訪れました。子どもたちには最後の”お披露目”となった12月28日の時点では,まだ3割ほどのふ化率でした。それから1週間がたち,今日の時点でほぼ全ての卵がふ化を終えていました。観察に来た当番の子どもたちが水そうのおおい(段ボール)を開けると,底をおおうように生活するたくさんの仔魚(しぎょ)を見て,さっそく「おおっ」という歓声が上がりました。そして水かえや水質検査,観察記録などの仕事を進めました。サケが確実に成長する姿に,今後がとても楽しみです。
 →サケの観察記録(1月) 今日の写真
1月9日(火)
 長かった冬休みも終わり,今日から3学期がスタートしました。朝,職員室の先生方へかける子どもたちのあいさつも元気そのものです。朝行われた始業式では全校児童が一人の欠席もなく,姿勢正しい元気な姿で勢ぞろいしました。今月の生活目標「礼儀正しくしよう」にふさわしい3学期の幕開けです。ところでみなさんは,新年の目標を立てましたか。校長先生のお話にもあったように,新年も夢と希望をもって目標を立てて,そして学年のまとめの時期として学習にもしっかり励んでほしいものです。
 今日の放課後には,教師付き添いの集団下校による下校指導が行われました。本来ならば雪道の歩き方などの安全確保のための下校指導でしたが,暖冬の影響で今年は積雪がゼロ。昨年とは全く違った状況での下校指導でしたが,そろそろ寒波も近づいているようです。これからも雪道の歩行には十分注意してほしいものです。
1月10日(水)
 上の写真は,学校から見えた美しいにじをとらえたものです。今日の12時50分頃,学校の北側方向にこのような見事なにじが見られました。時はちょうど給食の時間。5・6年生あたりの教室で北向きに座って給食を食べていた子どもたちが発見し,あわてて教員がカメラを持って3階へ急行。にじはわずか数分で消えてしまいましたが,撮影に成功しました。ところで,普通のデジカメではあまり広角がきかない(横に大きく広がっているものが写真に入りきらない)ので,にじの全体を写すことはできないようです。しかし,にじが消えるまでのわずか数分のうちに,手持ちのある物を使った「裏技(うらわざ)」で,にじの全体像を写すことに成功したのです。その「裏技」とは何でしょう?(ちなみに撮影者は近眼です)。
 さて今日は,6年生書写の授業風景をご紹介します。3学期初めての書写の時間になり,書き初めです。課題は,『創造』です。みなさんりっぱな作品ができあがりました。さて,6年生にとって小学校生活も残り少なくなりました。3月には中学校に巣立っていく6年生たちです。今日の課題にもあるように,卒業までの3ヶ月間で楽しい『思い出』を創造していくのでしょうね。とにかく,新年を迎えた今の気持ちを大切に温めながら,この3ヶ月をより有意義な日々にしていってもらいたいと願っています。
1月11日(木)
 今日から3学期の新しい清掃場所に変わりました。いつもより5分長い清掃時間をとり,初めて顔を合わせたメンバーでまず役割分担を行いました。普通教室などでは,ぞうきんがけやほうき,台ふきなどが”定番”です。しかし玄関やトイレなど特殊な清掃場所もあり,担当の先生方からも掃除の仕方を教えてもらいましたが,慣れるまで難しいかもしれません。ほとんどの清掃場所では5分ほどで役割分担が終わり,正味15分間は,さっそく時間いっぱい一生懸命に清掃に励む姿が見られました。この一生懸命さこそ,鳴鹿っ子の素晴らしいところです。そして6年生が班長でいられるのもあと2ヶ月ほどです。5年生以下の子どもたちを中心に,素晴らしい清掃態度をこれからもずっと受け継いでいってほしいと思います。
1月12日(金)
 これが学期はじめ恒例の
「パワーアップテスト」です。本校では基礎学力の定着を徹底するため,数年前より漢字・計算の「パワーアップテスト」を全学年で行っています。夏休みや冬休みの長期休業中には,必ず漢字や計算を練習する課題を設け,その練習の成果を休み明けにテストで確認しようというものです。課題といっても特別なものではなく,前学期に取り組んだ課題,すなわち冬休みの場合は2学期中の漢字・計算ドリルやスキルタイムなどで取り組んだ課題を反復練習します。そしてテストの出題内容もその中から厳選されます。
 「パワーアップテスト」本番は,昨日と今日の2日間で実施されました。みなさん出来はいかがだったでしょうか。このテストは合格点も80点と定められています。合格者には「合格証」が与えられ(さらに学級によっては,90点以上優秀賞なども),子どもたちにとって励みになることでしょう。一方で合格点に満たなかった人には,事後指導や再テストが行われます。再テストも同じ課題ですから,努力して繰り返し練習することでほとんどの人が合格できるはずですので,めげないでがんばっていきましょう。そして,卒業や進級をめざして,現学年の学習内容の基礎を固め,まとめをしっかりしておきましょう。
1月15日(月)
 今日の児童集会で,美化掲示委員会がステージ発表を行いました。2学期末に,6年生を中心に脚本を書き,練習をしてきました。清掃時間をおもしろおかしく再現した短い劇でしたが,1年生から6年生まで見て楽しんでくれたようです。今日の劇で演じられたような清掃時間にふざけている光景は,実際には鳴鹿小学校ではほとんど見られませんが,これからもきれいな学校をみんなで作り上げましょう。
 さて1月も半ばだというのに,今日も1月とは思えないよい天気の一日でした。グラウンドではサッカー,一輪車,遊具で遊ぶ子が数多く見られました。昨年の今頃はインフルエンザが猛威をふるっていたことを考えると歴然とした違いです。ただ各学年とも少しずつ風邪が入ってきたようですので,うがいや手洗いをしっかりして風邪を予防しましょう。
1月16日(火)
 今日は1年生の話題を2つ紹介します。まずは3限目,学活の時間にコンピュータをならいました。1年生の子どもたちがパソコン室でお勉強するのは,これが2回目です。初めて入ったのは11月で,その時には電源(でんげん)の入れ方や切り方や,ちょっとしたキーボード練習を行いました。それから2ヶ月,使い方をちゃんとおぼえているかな・・・と思ったら,さすがですね。電源の入れ方から,ソフト(一太郎スマイル付属のキーボード練習ソフト)の起動まで,かなりの子が上手にできました。家でも使っている人もいるからでしょうが,ここまでできるとはりっぱですね。そして今日もいくつかのキーボード練習のゲームをして,楽しい時間を過ごしました。
 そして5限目。生活科でつくったたこをグラウンドであげました。天気もまずまずで風もあり,思い思いに作ったたこは空高く舞い上がりました。たこの形もかっこいいし,たこあげも本当上手ですね。たこあげはお正月の風物詩といわれますが,この時期の北陸地方では,雪が積もっていたり天気が悪かったりして,実のところあまりたこあげはできないかもしれません。しかし,1月も半ばなのに,広いグラウンドでたこを片手に半そで半ズボンでかけずり回る姿・・・まるで東海地方あたりと錯覚(さっかく)しそうですね。
1月17日(水)
 2月10日(土)放送予定の福井テレビ「福井っ子は今 鳴鹿の自然を世界に発信」の取材が今日も行われました。今日の主な取材内容は,6年生によるまほろばビオトープ観察の様子や,サケの観察記録をプレゼンテーションにまとめる活動,そしてマルチメディアクラブによるサケ観察のビデオ編集などです。サケ観察記録をプレゼンテーションやビデオ化し,ホームページや発表会で発信する活動は,今回の取材のメインテーマでもあります。プレゼンテーション制作は,6年生にとってこれまで豊富な経験を持っているので,きっとすばらしいまとめや発表ができることでしょう。一方クラブ活動でのビデオ編集は,子どもたちにとってあまり経験はありませんが,編集ソフトの操作方法を理解し,短いながらも上手に編集することができました。6年生が観察記録をまとめたプレゼンテーションは,サケ放流時の発表会や6年生を送る会での発表を予定し,その後ホームページ上でも公開する予定です。またクラブ制作のビデオは,出来次第順次ホームページで公開する予定です。
 →サケ観察のページ(記録表)
1月18日(木)
 今日は学校栄養士の戸板先生がいらっしゃいました。学校栄養士の戸板先生は,高椋小学校・鳴鹿小学校・丸岡中学校の学校栄養士を兼務しています。各学級をまわりながら,食育を指導しています。みなさんの毎日食べている給食献立をたて,成長期に必要な栄養面を十分におぎない,おいしい給食つくりのために頑張っています。当校の給食は,自校給食ですので,毎日,3限目頃から給食室からいいにおいが,プーンと学校内にただよいます。おなかがグーとなります。子どもたちは,給食を調理する調理員さんの姿や顔が見え,調理の過程でのにおいまで感じることができることは本当に幸せです。最近,全国的に食育の大切さが取り上げられる時代になりましたが,自校給食のすばらしさがここにもあると思います。
1月19日(金)
 5限目に,全校児童が体育館に集まって
『スキー教室事前指導』を行ないました。1月29日(月)のスキー教室に向けて,自分が所属するグループを確認した後,スケジュールや注意事項などについて話を聞きました。今のところ,雪が全くないため,まだまだ実感がわきませんが,基本的なスキー用具の扱い方なども学習しました。写真は,5年生・6年生の代表者による「正しいスキーの運び方」のテストの様子です(2人とも合格)。3・4年生は,今週から既に体育の時間に(体育館で)スキーを履いて,歩行練習なども始めています…。とにかく,後は雪が降ってくれるのを祈るだけです願わくば,スキー場にだけたっぷりと雪が降ってほしいものですね…
1月22日(月)
 今日は2回目の嶺北養護学校交流訪問が1年生で行われ,前回と同じ1年生のお友達が来ました。2回目ということもあって,お互いに慣れた様子でした。1時間目は外へ出て冬の生き物を見つけたり,走り回ったりして元気よくすごしました。その後はかるた大会を行いました。お友達が持ってきてくれた絵あわせかるたもいっしょに楽しくできました。
 2時間目の体育では,リレーをしたり玉を投げたり,汗をかくまで体育館の中を走っていました。3時間目の音楽では,手と手を合わせリズムに乗って歌を歌いました。カエルになってみたり,小犬になったり,自分なりに工夫ができました。一日があっという間に終わってしまいました。1年生の子もお友達に声をかけ,いっしょに手をつないで活動していました。やさしい子がたくさんいますね。
1月23日(火)
 給食週間の二日目に当たる今日,食育の一環として,4・5・6年生の教室に坂井市丸岡町内の生産者やJAの方が来てくださいました最初に,生産者の方からお話を聞き,その後に子どもたちからたくさんのの質問をしました。普段なかなか聞くことができない生産者の方の苦労話など(関係ないユニークな質問もありましたが…)を聞いて,子どもたちもとても勉強になったようです。担任も,うなずきながら話を聞かせて頂きました。そして,生産者の方を囲んで,みんなで会食いつも口にしている食材を育てている方に合うことができて,子どもたちも担任もとても嬉しかったです。作っている人が目に見えるというのは,大きな安心にもつながりますね
あらためて,『毎日おいしくて安全な給食が食べられること』に感謝の気持ちを持ち直した一日でした
1月24日(水)
 先日1月22日(月)に,3年生は社会科の学習で,嶺北丸岡消防署へ見学に行ってきました。あわら市・坂井市が新しく誕生したことから,消防署も「嶺北消防組合」として合併したそうです。本部が春江にあり,5つの消防署で構成されます。24時間いつ火事が起きても対応できるように,交代で勤務していることや,119番に通報すると,通信司令室に通じ,そこから各消防署に指令がくることなどを教えてもらいました。
 実際に消防車や救急車に乗せてもらい,その車の仕組みにびっくり,人を助けるため,火を消すために,いろいろな道具が積み込まれていたりいろいろな仕組みになっていたりを見ることができてよい学習になりました。
 お話を聞いている時に,列車事故発生で救助工作車が出動。ズボンをはく,救助工作車に乗り込む…素早い隊員の方々の行動に子どもたちは感動していました。こうやって,わたしたちの生活が守られていることを感じてくれたのではないかと思います。最近では,女性の消防士も増えてきているそうです。見学した3年生の中から,消防士が生まれるかも? 嶺北丸岡消防署のみなさん,どうもありがとうございました。
 そして今日は,5年生国語の校内研究授業が行われました。単元は「『失敗』をめぐって」で,誰にでもある失敗体験についてグループで話し合い,その意見を整理しながら失敗を防ぐ方法について出し合おうというものです。それぞれが書いた失敗談のメモを出し合い,失敗の原因について分類し,失敗のタイプ別に失敗防止策を話し合いました。スキルタイムで今年度から実施している「コミュニケーション」の時間で,グループでの話し合いの方法を身に付けてきました。今日の授業の中でも,自然に話し合いの役割分担ができ,みんなが意欲的に意見を出し合ってました。最後にはグループ別のまとめを発表しました。友達や他のグループから出た意見も参考になったことでしょう。
1月25日(木)
 サケの飼育活動もついに
42日目になりました。積算温度は,740℃になりました。その間,6年生は「水そうの水かえ作業,水質検査,観察記録」を毎日おこなってきました(土・日は教員)。冬休み期間も当番制で管理観察をおこなっています。サケは,発眼卵から仔魚に成長し,ようやく稚魚へ育っています。現在は,約300匹の元気なサケの稚魚が水そう底に置かれた隠れ家に,重なり合うように群れている状態です。まだ,おなかにはさいのうも見られますが,ずいぶん小さくなってきています。エサを食べ始めるのももうじきですね。
 →サケ観察のページ(記録表)
1月26日(金)
 1月24日の学校給食記念日にちなみ,今週1週間は,
給食週間としてさまざまな企画が用意されました。23日(火)の生産者給食訪問もその一環で,その模様は今日の19時よりケーブルテレビにて放映されました(ダイアリーでも当日紹介済み)。今日のダイアリーでは,そのほかの企画を紹介します。
 まず上段2枚は,給食調理員さんへの感謝の気持ちをこめた「花束お手紙」です。各クラスごとに一人ひとりが書いた手紙を模造紙に花束のようにはり付け,さらに感謝のコメントを添えてあります。現在,職員室前廊下にはってあります。中段2枚は,担任の先生以外の先生方が各クラスで子どもたちといっしょに会食する「訪問給食」です。今日は校長先生が5年生教室を,教頭先生が4年生教室を訪問して,子どもたちと会話をしたり,クイズや質問をしたりしながら楽しい給食の時間を過ごしました。教務や養護の先生,調理員さん,校務員さんも,今週のいずれかの日に訪問給食を行いました。
 最後の2枚は,給食委員会が企画したウォークラリー形式の「クイズ大会(いただきますクイズ)」です。これは昼休みに給食委員の人たちが問題を持って校内をまわり,子どもたちは給食委員をさがして問題に答えるというものです。調理員さんに関する問題が主で,どの学年の子どもたちも楽しそうにこの企画に参加していました。
 以上が今年度の給食週間の企画でした。もちろん献立も充実していて,地産地消の食材を使った給食(22日)や福井の郷土料理(23,24日),韓国料理(25日),セレクト給食(26日)と,人気のあるおいしい料理が続きました。給食こんだて表もご覧下さい。
1月29日(月)
 本来は今日がスキー教室でした。ところがご存じの通り,記録的な暖冬の影響で全く開催できない状況にあります。既に先週半ばには2月13日(火)への延期が決定し,今日は通常の授業日,給食も行うこととなりました。大寒も過ぎ,例年ならば今頃が最も積雪量が多い時期ですが,雪が全く降らないまま1月を終えようとしています。暖かいグラウンドでは,本来はこの時期に目にすることのないであろう,外ではしゃぎ回る子どもたち。その向こうにはかすかに雪化粧した奥越の山々。週後半には雪の予報もありますが,果たしてスキー場に雪が積もってくれるでしょうか・・・
 今日の業間は
学校集会でした(当然,当初の予定にはありませんでした)。校長先生からは学校の歴史にまつわるお話がありました。鳴鹿小学校は明治以来の130年以上もの間,何度かの移転を重ねながら現在地に建っています。先代の鳴鹿小学校は,現在の鳴鹿幼保園の位置にあったことは,みなさんもよく知っていたようですね。ではその前はどこにあったでしょう。また校歌は,明治41年(1908)当時の井関九平校長の作詞作曲によるもので,間もなく100周年を迎えようとしています。今日はその長い歴史をかみしめながら校歌を斉唱しました。このホームページでも,「沿革(えんかく=鳴鹿小学校の歴史年表)」「校歌」「思い出の写真館(鳴鹿小学校の写真記録)」などのコーナーがありますので,これを機会に鳴鹿小学校の歴史について学習してみましょう。
 また先週で給食週間が終わり,給食委員会からは先週行った「いただきますクイズ」の優秀賞の表彰がありました。全問正解は惜しくもゼロでしたが,1問のみ不正解の入賞者が表彰されました。正解数が少なくても,とても楽しい企画でしたね。
1月30日(火)
 これまで鳴鹿小学校のリーダーを担ってきた6年生も,卒業まであと1ヶ月半です。これからは,5年生を中心に新たなリーダー役を引き継いでいくことになります。手始めに,集団登校の班長が2月より新リーダーに引き継がれます。これは6年生の指導のもと,新しい交通リーダーに早く集団登校での役割や方法を身に付けてもらおうということで,昨年より早めの交代を行っています。
 今日は,業間に
地区子ども会が行われ,集団登校班が新しい正副班長を中心とした班編成に改められました。各地区での話し合いは,5年生を主とした新しい班長によって進行され,リーダーとしての役割が始まりました。
 放課後(6限目)には,4〜6年生(一部3年生も含む)を対象に
交通リーダー研修会が開かれました。今回も坂井市の交通指導員2名の方にお世話になりました。まず簡単なゲームからスタートしました。それは,7×7のマス目にランダムに書かれている1〜48までの数字を順に追うもので,より早く目を追うことで自分の集中力の度合いをはかろうというものです。2分ほどでできれば優秀,3〜4分くらいで普通ということですが,みなさんどうでしたか。集中力はそのまま交通安全の注意力につながりますので,日頃から集中力を高めていきましょう(お勉強もね!)。次に,横断歩道での事故のメカニズムをわかりやすく解説して下さいました。最近ある芸能人の娘さん(小学生)が,登校中に横断歩道でトラックにひかれて亡くなるという痛ましい事故がありましたね。そして,新しい班長による正しい横断歩道の渡り方を実践しました。これからも「下級生の命を預かる」という気持ちで,早くリーダーとして慣れていきましょう。
1月31日(水)
 1月の最終日です
今日は,5年生のスキルタイムの様子をご覧ください。5年生も,この1年間のまとめの学期になりました。6年生にむけて,3学期に入ってから,スキルタイムの時間を利用して,これまでの学習内容をコツコツと復習してきました。…といっても,大げさなことをしているわけではなく,基本的な計算と漢字の問題を解いているだけなのですが…。しかし,それだけでも各自が忘れていたことに気付くきっかけになっているようです。今日は漢字の学習の時間でしたが,答え合わせをしていると,「合ってた〜」とか「あ〜,この字だった〜」といった一喜一憂する声が教室に響き渡っていました。自分たち自身で,テキパキと学習を進めていく姿がとても頼もしく感じられます大きな目標に向かって,頑張れ5年生