5年生まほろば学習「人と環境に優しいバケツ稲づくり」
12月8日(木) 収穫感謝祭
 この日を待っていました。自分たちでがんばって作ったお米をおにぎりにして食べるのを! 12月8日,校内研究授業として行われた”収穫感謝祭”が,先生方,そしてどろんこ教室やバケツ稲づくりのアドバイスなどで大変お世話になった前田さんをお迎えして行われました。
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炊飯器ではなく鍋でごはんを炊くのはこれで2度目。前回家庭科でお米を炊いた時は,さすがにこげてしまいました。今回は貴重なお米だけに,失敗は許されません! こげないように鍋をしっかり見張っていました。

見事に炊きあがりました。心持ち早めに火を切り,こげないですみました。左下写真の市販のお米よりは黄色っぽいのですが,前田さんによれば,昔もこれくらいの精米しかできなかったとか。胚芽も残りむしろ健康的でしょう。

量の確保と”食べ比べ”のために,市販の福井産コシヒカリも炊きました。こちらもこげずにでき,白くて確かにおいしそう。自分たちでつくった日本晴は,このお米に勝てるでしょうか?

急ピッチでおにぎりをつくっています。全員に分けるために,大きさはせいぜいピンポン球大。お米そのものを味わうために,海苔と塩以外の具は一切なし。でも早く食べたい!

いよいよ収穫感謝祭の始まりです。先生方や前田さんには前もって招待状を送りました。それぞれの班に座っていただき,さっそくおにぎりを試食しました。

前田さんも子どもたちとともにおにぎりを試食しました。ここまでできたのも,前田さんのご指導のおかげです。思い通りの味になったでしょうか…

どのようにしてお米を作ってきたか,苦労したことは,…子どもたちと語らいながらの楽しい試食会でした。

お米を味わった感想をワークシートにまとめています。先生方からも感想を聞きました。大事に味わったお米は,かめばかむほど甘みが出ておいしい… よかった!

”収穫感謝祭”のもう一つのイベントが始まりました。5月から取り組んできたバケツ稲づくりの体験や感想を,パソコン画面とともに一人ひとりが発表しました。

芽出し,田植えから収穫,精米までの過程を,一人1ページずつのプレゼンテーションにまとめました。今後当HPでも紹介できるかと思います。

一人ひとりの発表は原稿に頼ることなく,自分の言葉で堂々と発表することができました。お家の方にも見ていただきたかったくらい素晴らしいものでした。

最後に前田さんからも感想をいただきました。おにぎりがとてもおいしかったことや,今後のためのアドバイスなど… お忙しい中ありがとうございました。
【収穫感謝祭をふり返って】
  • 自分たちでつくったので,ふつうのごはんよりとてもおいしかった。かめばかむほどおいしくなるので,何回もかもうとしたけれど,なくなっちゃったので残念だった。
  • 自分たちで育てて自分たちで食べるという”命の学習”ができてよかった。
  • お米を作りたくさんの人に食べてもらうと,とてもうれしい気持ちになった。
  • 前田さんや先生方に来ていただき,発表もうまくいったので成功したかなと思います。
  • 発表で今までのことをよく思い出しました。今まで協力してくれた人や物に感謝をしたいと思います。
  • 途中で大変なことがあったりなやんだりしたときもあったけど,うれしいことや楽しいこともあったので,達成感を感じました。