鳴鹿水族館 サケの飼育・観察
平成18年度
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人工授精
ふ化
研究発表「鳴鹿まほろば物語〜サケ生い立ちの記〜」
(2007年3月6日「6年生を送る会」で発表)
活動報告 1月
一時は大量の発眼卵が死んでしまい,心配でしたが,年末からふ化が順調に進み,3学期を迎えてたくさんの仔魚(しぎょ)が水そうの中を元気に泳ぎ回っています。観察の結果は観察記録のページもご覧下さい。
◆冬休みの当番活動
冬休みも6年生の当番が交代でサケの世話や観察を行いました。学期中の当番とは別編成ですが,冬休みにもかかわらず多くの当番希望者があり,雪も少なかったことで活動は順調に行われました。途中には「福井っ子はいま」の取材もありました。
また発眼卵のふ化が年末ごろに予想され,その様子を子どもたちに見てもらうことができるかどうか不安でしたが,実際には冬休みが始まると同時にふ化が始まり,当番の人はもとより,クリスマスコンサート帰りの子どもたちにも見てもらうことができました。ふ化が進むことで,ふ化酵素の影響で水が汚れるのが早くなりました。しかし当番活動のおかげできれいな水質を保つことができました(なお年末年始の閉校日には,職員が交代で世話をしました)。
◆発眼卵(はつがんらん),仔魚(しぎょ)の飼い方について
特に発眼卵(はつがんらん)・仔魚(しぎょ)の段階のサケはデリケートな生き物です。まず大切なのは,もちろん水質です。週1回パックテストで,pH(ペーハー),DO(溶存酸素)を測定します。pHは当然ながら中性の7あたりがよく,また酸素も水の中に十分に溶けている必要があります。段ボールのおおいは,発眼卵や仔魚を紫外線から守るためです。特に蛍光灯の光に弱く,世話をする時以外は光をさえぎる必要があります。水温も大事な要素で,14度を超えると卵や仔魚が死んでしまいます。本格的な冬ならば問題ないのですが,今年のような暖冬の場合は要注意です。
1月17日(水)
◆プレゼンテーション資料作りが始まる
サケの飼育や観察活動の成果を,プレゼンテーションにまとめることになりました。今年は参加校が増えたために「サケ旅立ちのつどい」での発表はありませんが,「6年生を送る会」での発表や,ホームページでの公開に向けての資料作りです。昨年の発表のプレゼンテーションを参考にしながら制作します。まず「はっぴょう名人」を使ってまとめ,その画像を「パワーポイント」に集約するという手順で行われます。